こんにちは、武蔵です。
人間の身体はそもそも糖質 or 脂質がエネルギーとなって活動できるわけですが…糖質は筋肉にグリコーゲンという形で貯蔵されます。
これは筋トレをすることで使われますから、「筋トレをすると太りにくい身体になる」というロジックは正しいと言えるでしょう。
あとは肝臓にも糖質(グルコース→グリコーゲンに変換)は貯蔵されます。貯蔵できるグリコーゲンの量は。。。
・肝臓:90~150ℊ
・筋肉:100~400ℊ
これらは言ってしまえばガソリンであり、糖質のエネルギーをもとに無酸素運動=つまり、筋トレをするとその熱、炎で脂肪を溶かして燃やす作用があると言われています。
もちろん、体質、年齢、環境で人それぞれ割合は変わってきますけどね。
糖質と脂肪について
糖質が足りない場合は脂肪をエネルギーに変換して活動することになりますが、こちらの場合は意図的に(強制的に)飢餓状態を作らないと無理なので、テクニック的な意味合いで難しいですね。
わざと糖質を枯渇させ、脂肪をエネルギーに変換するという意味では有酸素運動も有効なのですが、その場合は筋肉も一緒に削ってしまうので、競技者でなければ有酸素をメインにすることはあまりおすすめしません。
あと、糖質が足りない場合は「足りない」と脳が判断し、筋肉を削ってそこからアミノ酸に変換して生命活動しようとしますから、そこも覚えておいてください。
これだとタンパク質がエネルギー源になってしまうので、お金がもったいないというか…プロテインを飲んでても無駄になっちゃいますからね。
なので、活動するためのエネルギー源は糖質が向いてるんですね。
ここまではオッケーでしょうか?
糖質のもう一つの役割とは
糖質を摂るとインスリンが分泌されるので、身体中に栄養が運ばれて吸収される働きもあります。
ここで言う糖質とは、お菓子や精製砂糖ではなく、良質な炭水化物(雑穀、白米、果物など)ですね。
糖質を摂ると吸収が良くなるので、脂質と一緒に摂るのは避けてください。これを継続すると、もれなく中性脂肪となって、あなたの下っ腹や腰周りにタプタプの脂肪が付いてしまいます(笑)
完全に油をカットする必要はありませんが、食事で良質な脂質を摂取してたり、オメガ3や魚由来のサラサラな油を摂っていれば他の油は不要です。
市販では手に入りずらいかもしれませんが、リノール酸(オメガ6系脂肪酸)とリノレン酸(オメガ3系脂肪酸)を4:1のバランスで配合した高級植物油がおすすめですね。
あとは、寒い地方の魚から抽出した、新鮮な油を閉じ込めたサプリメントもオプションとして活用すると良いでしょう。
ちょっと話が脱線したので戻しますね。
糖代謝能力を落とさない方がいい理由
人間の身体には糖代謝能力というものがありまして…この糖代謝能力を落とすと、さっき言ったように糖質を食べても代謝できないので太りやすい体質となります。
ってか、炭水化物(良質な)の摂取量が減ると死亡率が高くなるのは統計で裏付けされてますしね。それをカットするということは、あなたは何を食べるのですか?って話になりますよね。
糖代謝能力が落ちてしまう原因は、加工食品、トランス脂肪酸、酸化した油、お菓子などの摂取により炎症が起きてしまうと糖代謝能力が落ちますね。
他には、糖質制限もやめた方がいいですね。あれは糖代謝能力を落とすだけでなく、太りやすく痩せにくい身体になって、最終的には寿命も縮めますし、リバウンドしやすい身体になるのでいいことは一つもありません。
油も炎症が起きやすいのでなるべくなら避けた方がいいですし、あとはストレスでも身体が炎症して糖代謝能力は落ちます。
ストレスが溜まると炎症も起きるし、ストレスを感じると身体はコルチゾールを分泌します。
ストレスホルモン=コルチゾールが分泌されると、下っ腹の脂肪が付きやすくなるので、なるべくならコルチゾールを出さないことですね。
空腹とかでもイライラしますよね?まさにあれです。
まとめておくと、炎症を起こさないようにするには、なるべく身体に悪い油や加工食品、お菓子、ジュースを避ける。
まぁ、あとは質の悪い小麦粉も避けた方が無難でしょう。
抗炎症食材をとにかく食え!
そして、抗炎症食材をたくさん毎日食べる。
抗酸化作用はファイトケミカルスですが、抗炎症作用は同じものに含まれているわけではないので、そこは意識した方がいいですね。
代表的なのは…
・珈琲(良質な豆がいい)
・ショウガ
・ターメリック
・シナモン
・旬の野菜や果物
・冷凍ブルーベリー←これは絶対に毎日食べた方がいい
あとはオーガニックで、新鮮な果物と野菜をまるごと濃縮したファイトケミカルを含むサプリメントがあればおすすめですね(抗酸化作用&抗炎症作用の恩恵が得られるので)。
ちょっと別の理由になりますが、日本人は全員マグネシウムが不足しているので、2:1のバランスで配合したカルマグのサプリメントも摂取した方がいいですね。
(理由を知りたい方は個別で聞いてください)
最後になりますが、糖質がどれだけ代謝できるかは正直、人それぞれなので、炭水化物の量は初めは食べ過ぎず太らないであろう量から初めてくださいね。
徐々に慣れてきたり代謝してるのがわかったら(目で見て太らないことが分かったら)少しづつ量を増やしてみてください。
炎症を起こさない生活を心がけて、糖代謝能力を上げることに全力投球していきましょう。
その上で筋トレをすると…good!!
あと、なるべく避けた方がいい動物性食品は、豚、牛。これらは太りやすい油も含んでいますし、その脂肪にはエサに混入しているであろう、ホルモン剤や農薬、添加物が蓄積されているので、我々が口にすると…まぁまぁ厄介なことになります。
鶏胸肉は皮を外せばかなりヘルシーで、確か抗炎症食材に含まれてたのでおすすめですね。ただし肉の質にはこだわってください。
それ以外の肉は炎症食材なのであまり食べない方がいいですね。
オプションとして摂取するのはありですが、まぁほどほどに。という感じです。
そんな感じで、毎食できれば米は食った方がいいし、糖代謝能力を落とさないためにも糖質制限はやめましょう。
興味のある方は是非、参考にしてみてくださいね。
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