痩せる方法より太った「原因」に注目すべし


古今東西、健康にまつわる話はネタが尽きないですね。ダイエットに関しては「ブーム」の終わりがない。

なぜなら、食が豊富になり、日本のこの時代においてはかなり豊かと言えるレベルで食べ物は溢れかえっているが、それと比例するかのうように肥えた人が増えました。

先日も子どもの入学式(中学校)に行ってきましたけど、やはり加齢のせいか体型が崩れてらっしゃる保護者が多いのが印象的でした。

自分を含む、ガテン系など外仕事をされてるお父さん方はスーツをビシッと着こなしていましたが、それは筋肉があるからで、外仕事の恩恵によるものでしょう。

女性陣に関しては、洋梨体型やメタボを思わせる体躯の人が多く、それは日常生活における「食」と「運動不足」の結果なのかなと考察しております。

そういった人たちにかぎって、なぜか手っ取り早く「痩せる方法」を探す傾向にあります。

これがダイエット「ブーム」に終わりがやってこない明確な理由ですね。

ブームに終わりがないというのは、時代が豊かになればなるほど、便利になるので怠け者が増えると。

要するに、活動量の低下→スタミナの低下→気力の低下→ネットにおける情報過多→くたびれて動けない。

結果、ゴロゴロしながら、テレビを見ながら甘いものでも食べて、心と身体を元気にしようってな寸法でしょう。

甘いものに関しては、一瞬は脳が元気になった気がするものの、血糖値が下がればホメオスタシスの働きで元に戻るので、身体はかえってダルくなる。

それを知らずに永遠と繰り返すから…見るも無惨なくたびれた体型になり、血糖値は乱れ、食後は眠くなり、糖代謝能力は落ち、栄養不足&運動不足になると。

こうなったら、解決しにいく行動力は起きません。

だから、手っ取り早く痩せる方法を探して、情報過多になり、ダイエットに失敗する人が続出するということですね。

最終的には、ライ●ップのような高額で2ヶ月間集中して一気に痩せるみたいなことをやるけど…またリバウンドする。

いいですか、ああいう短絡的な方法論でダイエットをすれば身体は慢性炎症から抜け出せなくなり、糖代謝も落ち、太りやすく痩せづらい身体になるだけなんですよ。

糖質制限なんかはまさに愚の骨頂で、痩せたとしても一時凌ぎで、その後の人生は苦労に耐えない地獄の日々が訪れるでしょう。

今回は部分部分の細かい話は省きますが、皆さんが欲しがる情報はなぜか「部分的な」テクニック寄りの話が多い。

そうしたノウハウを集めたところで、全体が見えてないと無駄足に終わるんですね。

ここでいう全体というのは、まさにライフスタイルそのもので、自分の人生をどういったスタイルで歩んでいきたいのか?という話。

それは体型や健康状態にとどまらず、どんな志を持って自分は残りの人生を謳歌したいのか?ここがメインテーマです。

残りの人生を全力で、誰かと、または大切な人や家族と楽しんで行くのであれば、健康はかかせない。それどころかすべての土台であり、礎である身体(健康)をないがしろにして、ライフスタイルを謳歌することは至難の業。

ですから、ぼくはしつこく身体にまつわること、健康にまつわること、運動や栄養について口酸っぱく言うんですね。

余計なお世話かもしれませんが、人生は大きなお世話をかけまくるものかなと思っているので、本日も警鐘を鳴らすべく、一文書いた次第です。

感想や質問、悩みなどあれば気軽に声かけてもらえると嬉しいです。

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