詐欺商法に注意!体幹トレーニングは今すぐやめなさい


こんにちは、武蔵です。

書店を歩いていると軒並み
体幹トレーニングという


キーワードがあちこちから

目に飛び込んできますが、


たとえば、


・〇〇15分!体幹強化!
・究極の体幹トレーニングメソッド
・完全版!体幹トレーニングマニュアル
・〇〇ならインナーマッスルを鍛えなさい
・インナーマッスルで怪我を防ぐ方法

これらは完全にビジネスであり、
フィットネス業界のマーケティング

用語なんですね。


言ってしまえば限りなく

詐欺商法に近い売り文句と

いえるでしょう。



体幹トレーニングはデブのもと



そもそも、体幹というのは

身体の上部と下部をつなぐ、


シャフトのような役割をしており、


上部や下部を鍛えていない人が

何のために、体幹を鍛えるのか?

はなはだ疑問に思います。

たとえば、筋肉がエンジンであるなら、

そのパワーに応じて耐えられる

シャフトに交換する必要があります。


ですが、


上下の筋肉が大して発達していない

のであれば、体幹トレーニングを

無理にする必要はないんですね。


通常のセオリーでいくと、


身体の上部を鍛えてワークアウトの際に、
フォームにブレがあるから下部も鍛える。

このプロセスを踏むことで、


身体を支えるコアとなる腹筋まわりに

腹圧がかかるため、自動的に腹筋も

鍛えられてシックスパックになります。


それでもまだ、重心が安定しない

人に限っては体幹を強化することで

身体の重心が安定するんですね。


以上のことから考えて、

そもそもウエイトトレーニングなどで、
身体の上部や下部を鍛えてない人が
何の目的で体幹を鍛えるのでしょうか。

日本人が体幹と呼んでいる部位は、

高強度の自重トレーニングやウエイト、
あるいは無酸素運動をしている人なら
自動的に鍛えられるんですね。

それに対して、

体幹トレーニングと呼ばれるものは

どこにも大して効かないわりには、


ウエストまわりだけはやたらと
刺激するので、やればやるほどメリハリ
のない寸胴体型になるんですね。

つまり、これが多くの日本人に見られる

ブサイクな寸胴体型の原因でもあり、

変に根付いたカルチャーでもあるんです。



インナーマッスルは存在しない!?



体幹トレーニングの話をすると必ず

この話題も浮上してくるので、

インナーマッスルについてお伝えしますが、


冒頭の方で話した体幹トレーニングの

続きと思って読んでもらえたらなと。


そもそも、間違った理論として


体幹トレーニングでインナーマッスルを鍛える

というものが蔓延してるんですが、

これ自体はデタラメで嘘でしかないんですね。


なぜなら、体幹トレーニングをすると大体は

アウターマッスルである、腹直筋や上腕筋、

肩甲骨、三角筋や僧帽筋に刺激が入るからです。

一体全体、これのどこが体幹で

インナーマッスルなのでしょうか?

ぼくが教えてほしいぐらいです。

このように多くの人は目的に対して、
やってることがちぐはぐだから

体型にメリハリが出ないんですね。


どれもこれも、筋肉の知識や

ワークアウトに対しての理論が

間違っているからなんですが。


で、


一時期ブームでスポーツ選手なんかが、
怪我の防止対策でインナーマッスルを
鍛えてたみたいなんですが、

怪我の発生率は変わらない、という

調査結果も報告されているんですね。


そりゃそうですよね、

最初にもお伝えしたとおり、

繋ぎ目であるシャフト(体幹)を

何のために鍛えてるのか?


本人がわかってないのにも関わらず、

それ意味あるの?ってなりますよね。


それどころか、ブームとしては

怪我の予防で流行ったにも関わらず、


痩せると勘違いした

人たちが揃いも揃って、


「インナーマッスルを鍛えよう!」

なんて言い出すもんだから、
収集がつかないんですね。

体幹トレーニング然り、
インナーマッスル然り、

詐欺ビジネスで儲けてる連中が
マーケティングのためにプロパガンダを
打ち出して商売をしてるので、

仕方ないといえば

仕方ないんですが。



インナーマッスルは使えない



巷でインナーマッスルと

呼ばれる部位は、


靭帯かその付近にある筋肉のことを

指してるんでしょうけど、

この見解には誤りがあるんですね。


靭帯は骨と骨の繋ぎ目で、

それらのソケット部分が外れない

ための役割を担っていて、


靭帯は滅多なことでは傷付かず、
身体に大きな不可がかかったときは
靭帯が切れる前に骨が先に折れます。


靭帯の付近にある小さな筋肉、

いわゆるインナーマッスルと呼ばれる

部位の役割はですね、


靭帯に過剰な負荷が加わったとき、

靭帯が切れないよう、そのチカラを

逃がして回避するためにあるんです。


そのことから考えてみても
身体を動かすのは骨の上に付いている
アウターマッスルであり、

インナーマッスルを鍛えて
パフォーマンスの向上や

怪我の防止対策というのが


そもそもの間違いなんです。


インナーマッスルなんていう
言葉自体が和製英語であり、

「インナー」×「マッスル」

を掛け合わせて、身体の奥底にある筋肉と
言いたいのでしょうけど、これも間違い。

たしかに筋肉ではあるんですが、
それは上で説明したとおりです。

話はズレますが、


野生動物にとって

行動に支障をきたす骨折は

「死」意味するので、


そこで身体は

関節にありえない負荷が

かかった際に、


そのチカラを逃す場所として靭帯に

近い筋肉であるインナーマッスルを

つくったんですね。

そのことから考えてみると、

インナーマッスルは通常の動作では
まったく使われないどころか、

シェイプアップや美しい姿勢とは
無関係であることがわかりますよね。



鍛えるならアウターマッスル一択!



ボディメイクにもフィジカルの向上にも
体幹トレーニングはまったく必要ないし、
インナーマッスルは意識しなくていいんです。

ウエイトトレーニングや無酸素運動を
していれば無意識的にインナーマッスルは
動員されてるわけですし、

体幹となる部位もバランスを取るために
筋肉が収縮されてチカラが動員されるので、


そこだけを鍛える必要もなければ、

意識する必要もまったくないんですね。


ちなみに、ぼくはフルレンジで
プランクを1〜2分やりますが、

これはアウターマスッルに対して
様々な角度から刺激を入れるため、


種目のひとつとして

取り入れています。


ある日の腹直筋に刺激を入れる
ワークアウトのメニューとして、

・クランチ
・ツイスト
・腹部への打撃
・フルレンジプランク
・アブローラー

のように複数組み合わせたりしますが、


これは刺激の入る角度や強度を

工夫して、アウターマスッルを

刺激してるんですね。


なので、ぼくの場合は、


体幹トレーニングをするという

目的とは無関係であることが

おわかりいただけますよね。

今回はなぜ体幹トレーニングの

話をしたのかというとですね、


あなたは何のためにそれをするのか
わかった上で取り組んでいますか?


といういうことが

お伝えしたかったんです。


仮にも腹筋をシックスパックにして

かっこいい身体を目指すのであれば、


体幹トレーニングや

インナーマッスルを鍛えるより、


ウエイトトレーニングでもして

アウターマッスルを刺激した方が、


遥かに早く、よりカッコイイ

身体になれますよ。



Instagramも更新しているので

ぜひ遊びにきてください。



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