こんにちは、武蔵です。
いろんな人から聞かれる質問に
根拠なき理論が蔓延っていたので、
今回はそちらの悩みに対して
答えていきたいと思います。
筋トレをしてプロテインを飲めば簡単に筋肉はつくけど、簡単に付けた筋肉はすぐに落ちて、酷いケースになるとタプタプの脂肪になるらしい。
といった、もう都市伝説のような
話を何人もの人から聞きましたが、
結論からいうと、
これはあり得ません。
なぜかというと、
筋肉はタンパク質で構成されており、
それが落ちても(分解されると)
脂肪にはなり得ないんですね。
タンパク質と脂肪では、
明らかに材料が違いますよね。
筋肉が落ちる理由は2つしかない
筋肉が落ちる理由を
簡単に説明しますが、
大きく分けて2つ。
①筋トレを辞めて筋肉を使わなくなる
②タンパク質や栄養摂取が不足する
といったことが原因で
起こることなんですね。
具体的に説明していくと、
筋トレでつけた筋肉は、
プロテインに入っている
アミノ酸の集合体である
タンパク質からできているものであり、
仮にも、このプロテインでつけた
筋繊維が簡単に落ちるとしたら、
それは、筋トレをやめて、
タンパク質の摂取を明らかに
減らしたときのみでしょう。
あとは過剰な断食ダイエットや
病気による何らかの障害で栄養が
摂取できなくなったときですね。
つまり、この2つの条件を満たしている人は
もれなく体型が崩れている可能性が高く、
運動か栄養に問題があるといえるでしょうね。
筋肉が落ちる人体の仕組み
なぜ筋肉が落ちるのか?
という理由を、
人体の仕組みを交えながら
ザックリ説明するので、
なんとなく聞いていただければなと。
これは筋肉を使わなくなると
脳はカロリーをムダに消費する
筋肉を必要ないと判断するため、
(筋肉が多いと飢餓の脅威になるため)
身体の燃料を食う筋肉から
最初に落とす(減らす)という
カラクリなんですね。
要するに、入ってくる栄養が
減ると起こる現象なんですね。
さらに、筋トレを辞めると脳はムダに
燃料を食う筋肉はもう必要ないから
エコモードに切り替えようとするために
起こる現象でもあるんですね。
断食で脂肪より先に筋肉が落ちる理由
なので、タンパク質などの栄養素が
摂取できない危機環境に追いやられたら
真っ先に落ちるのは脂肪じゃなくて
付け過ぎた筋肉の方なんですね。
なんという、ジレンマ(笑)
そして、筋肉が落ち始めると
今度は基礎代謝が落ちるので、
その結果、
脂肪が残り、外から補給した栄養をなんとか
つなぎとめて命の断片に変えねば!!!
と、脳が判断するため、
それらが中性脂肪に変換されて、
お腹の周りにタプタプの脂肪が
付くという仕組みです。
オーマイガッ!!
脂肪を蓄えておくと野生動物が
何も食べずに冬を越すように、
人間にも動物としての生存本能があるため、
そのような事態が起きるんですね。
はい、これが今回出回った
都市伝説のカラクリでした。
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